「給料が見合っていない」「人間関係がしんどい」
そんな思いを抱えながら、毎日をがんばっている介護職の方は少なくありません。
とくに新人のころは、体力的にも精神的にもきつく感じる場面が多いものです。
この記事を読むと分かること
・ 介護職で「疲れた…」「限界かも…」と感じるストレスの原因とは?
・ 新人がつまずきやすいポイントと、心がラクになる乗り越え方
・「給料が安すぎる…」という悩みへの現実的な対処法
・ どうしても辛いときに考えたい、転職という選択肢の活かし方
新人時代の乗り越え方や給料に関するモヤモヤの対処法を紹介します。
ストレスを感じる原因は、【身体的負担】・【人間関係】・【待遇への不満】の3つです。
結論:介護職が「限界かも…」と感じる原因は、大きくわけてこの3つ。
・身体的ストレス:腰痛、疲労、夜勤明けの寝不足
・精神的ストレス:クレーム対応、無理なシフト、先輩の当たりが強い
・経済的ストレス:給料が少ないのに責任が重い、昇給が見込めない、手取りが少ない
僕が勤めていた職場も、悩んでいる人はこの3つのどれかでした。
介護の現場は、やりがいがある一方で心身ともに大きなエネルギーを使う仕事です。
とくに人手不足や夜勤の負担、コミュニケーションのすれ違いが重なると、ストレスが一気に蓄積されてしまいます。
利用者さんとの関係はいいけど、職場の人間関係がしんどいです…
特に人間関係のストレスって、一番厄介ですよね。
介護職はチームワークが大事な反面、相性の合わない先輩や上司と毎日接するのは想像以上に負担になります。
このように、いくつもの小さなストレスが重なることで「もう無理かも…」という限界状態に近づいてしまうんですよね。
まずは「なにが原因か?」を自分の中で整理することが、対処の第一歩です。
新人がぶつかりやすい「介護職の壁」
最初の壁は【業務の複雑さ】と【自信のなさ】
・本当にこれであっているのかな?間違っていたらどうしよう
・勤務によって、タイムスケジュールが変わるから覚えられない
新しく入った職員から、よく聞く言葉です。
介護の仕事は、単なる身体介助だけではありません
利用者さんの心のケア、記録業務、家族対応、チームとの連携など、覚えることが山ほどあります。
はじめの頃は、「これで合ってるのかな?」「間違ったらどうしよう…」という不安もつきまといます。
でも実は、今ベテランに見える先輩たちも、みんな通ってきた道なんです!!
他にも・・・
指導してくれる人によって教え方が違い、混乱する
わからないまま放置してミスにつながる → 萎縮する悪循環
・まずは「できていないこと」より、「できるようになったこと」に目を向ける
・毎日の終わりに「今日できたこと」をメモする。振り返るだけでも、少しずつ自信がついてきます
【結論】 誰もが通る道!継続していれば3ヵ月後には必ず慣れる
新人のころは、焦らず一歩ずつ進むことがなにより大切です。
不安を感じるのは、真剣に向き合っている証拠。
周りではなくて、過去の自分と比べてください
必ず、成長しているはず!!
介護職の給料にモヤモヤ…現実と対処法
【結論】資格取得&転職がカギ
介護職の給料に不満を感じる人はとても多いです。
厚生労働省の調査によると、介護職の平均月収は約23〜25万円といわれています。
決して高くはない水準で、仕事内容に対して「割に合わない」と感じる人が多いのも当然です。
「正直、この給料でずっとやっていけるのか不安です…」
実は『給料が安いから辞める』という人は、介護職の離職理由の中でも上位に入っているんです
モヤモヤする具体的な例
基本給が低い → 夜勤手当で稼ぐしかない
資格手当が少ない・反映されない
頑張っても昇給が微々たるもの
結婚・子育てなど将来設計に不安を感じる
そもそも、なぜ介護業界の給与が低いのか
介護職の給料の財源のほとんどが、介護保険制度(保険料+税金)のお金から支払われています。
施設の売り上げ=介護報酬が給料の元 報酬単価が上がらないと、給料もあがらない!!
介護士の給料は、「国が定めた介護報酬単価」に大きく影響されます。
報酬単価が低いと、施設の収入が少なくなり、結果として給料も上がりにくくなる仕組みです。
介護業界でも転職すれば、収入が上がる!
介護業界は、報酬の単価が決まってはいますが、人材が不足しているので引く手あまたの状況です。
なので事業所によっては、今の給料より年収があがる可能性が高いのも現実です。
転職活動はノーリスクです!
事業所によっては、資格手当だけで月2万増ということもありますよ。
毎月2万×12ヵ月=年間24万UP!
- 資格取得で手当アップ:「介護福祉士」「ケアマネジャー」など国家資格を取得すると、月2〜5万円の収入増も
- 職場選びを見直す:「夜勤なし・高収入」の求人も探せばあります。施設によっては福利厚生や家賃補助が充実しているケースも。
- 転職エージェントを活用して、条件のいい職場へ動くのも有効です。
ちなみに僕も、転職に成功して1年目から年収80万円増でした。
給料に対する不満は、「介護職だから仕方ない」とあきらめる必要はありません。
資格・転職・など、今よりも良い選択肢を一つずつ検討してみてください。
ストレスを減らす3つのセルフケア術|すぐできる習慣化テク
介護の仕事を続けるためには、【自分をケアする習慣】が欠かせません。
ストレスを溜めこまない仕組みを作ることで、毎日の負担をぐっと軽くできますよ。
介護職は、「相手を思いやる力」がとても求められます。
でもそのぶん、自分のケアを後回しにしてしまう人も多いんです
「仕事が終わったらクタクタで、なにもする気になれなくて…」
それ、よくあることです!だからこそ、“がんばるケア”じゃなくて“ラクにできるケア”から始めてみましょう。」
おすすめセルフケア術
①「5分だけ」の深呼吸とストレッチ
→ 朝・夜のルーティンに。呼吸と体を整えるだけで自律神経が落ち着きます。
②「ノートに書き出す」感情整理術
→ モヤモヤや不満を書くだけで、頭の中がスッキリ。
▶「こんなこと思ってたんだな」と気づくだけでも、心が軽くなります。
③「誰かに話す」アウトプットの習慣
→ 同僚、友人、SNSやコミュニティでもOK。「聞いてもらえる」だけで回復します。
仕事が忙しいからこそ、「自分を守る時間」を確保することが何より大事。
無理なく続けられるセルフケアを、まずはひとつだけでも取り入れてみてください。
それでも無理なら…転職という選択肢もありです
ストレスの原因がどうしても解消できないときは、【環境を変える】という選択もあります。
転職は“逃げ”ではなく、“自分を守る手段”です。
どんなにセルフケアをしても、現場の人間関係や待遇、上司の対応などが改善されなければ
心も体もすり減る一方です。そうなる前に、環境ごと変えることでリセットする道もあります。
転職って勇気がいりますよね…失敗したらどうしようって不安もあります。
たしかに不安はありますよね。でも今は、転職エージェントが無料でサポートしてくれます!
非公開求人に出会える
→公開されていない好条件の求人(高収入・夜勤なしなど)を紹介されることも。
職場の内部情報が手に入る
→ 人間関係や離職率など、個人では分かりにくい情報を教えてくれる。
応募書類や面接対策のサポート
→ 書類作成が苦手でも安心。面接の事前対策も可能。
条件交渉を代行してくれる
→ 給与や勤務条件の交渉を自分の代わりにしてくれる。
→ 希望に合った職場を紹介してもらえるので、転職後の後悔が少ない。
→ 担当者によって対応の質に差がある。
強引に勧められることもある
→ 転職を急かされたり、希望と違う求人を紹介されるケースも。
複数社登録で情報管理が煩雑になる
→ 何社も併用すると、スケジュールや連絡が複雑に。
結論、転職はプロと一緒に進めたがスムーズにことが進みます。
無理に今の職場にこだわらなくても大丈夫です。
あなたが安心して働ける場所は、きっと他にもありますよ。
まとめと次の一歩
介護職は本当に大変な仕事です。
でも「疲れた」「限界かも」と感じているのは、あなたひとりではありません。
- ストレスの原因を整理する
- 焦らず新人時代を乗り越える
- 給料の悩みは資格・転職で対策する
- セルフケアで心と体を整える
- どうしても辛いなら、転職活動をしよう!
この記事を読んで、少しでも『自分の状況を変えてみよう』と思えたら、それが第一歩です!
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